フラの踊り方 ステップの種類
フラダンスのステップをいくつか代表的なものを紹介します。
まず、フラで最も基本的なステップになる「カホロ」です。カホロは、四拍子のリズムで左右に二歩ずつ移動するステップになります。すり足のように移動させながら、腰で八の字を描くようにしましょう。
腰を横にあげながら、交互に左右の足を斜め前に出しては、元の位置に戻す「ヘラ」というステップも、基本中の基本です。ただし、腰の動きや重心に気を配らないと変な動きになってしまいます。
「カオ」は女性らしい優雅な動きが特徴であるステップ。腰で八の字を描くのですが、体を上下に動かさずに体重移動させるのですが、これはかなり難しいです。
「アミ」は腰だけを回すだけのものです。自分を中心として半円を描きますが、このステップも体重移動がポイントになってきます。
カオのステップに、前に四歩、後ろに四歩の移動という動きを加えたステップが「レレ」です。上手に上半身を動かさないようにしながら、腰をスムーズでなめらかに動かさないと、笑いを誘ってしまうステップです。
他にも、「カベル」「ウエヘ」「レレウエヘ」などといったステップがあるのですが、実はステップよりも大変なのは、全てのステップのはじまりになる基本姿勢。
この基本姿勢というのが、背筋を伸ばした状態のまま中腰をキープするという空気イスのような体勢を作るので、かなり慣れるまでしんどいでしょう。
この基本姿勢を保つだけでも、かなりの筋力と体力を必要とします。さらに、ハンドモーションがつきますから、優雅な踊りに感じますがフラダンスの運動量というのは意外と多いのです。
このようにフラダンスは全身運動になるので、ステップの練習をする前に、入念なストレッチをするように心がけてくださいね。
フラの人気について
2006年に大ヒットした映画「フラガール」の影響でフラダンスの人気は不動のものとなりました。
フラの人気は今でも顕在です。
この「フラガール」をきっかけに、フラダンスの魅力がたくさんの人に伝わったのでしょうね。今や日本でのフラダンス人口は、50万人を超えているそうです。
フラダンスの人気は、50代くらいの主婦を中心にしながら、若い女性から男性へと幅広い層へと広がっています。
フラが人気なのは、裸足にTシャツ、巻きスカートで、手軽にはじめられることもそうですし、純粋に踊っていて楽しいからでしょう。
明るい音楽にあわせて楽しくフラダンスを踊っていると、すごくストレス解消になると思います。
フラを踊ることによって、自分に自信を持つことができるようになったり、集中力が増すといった効果もあるようです。
フラダンスの基本は笑顔ですので、笑顔を浮かべているうちに、自然と幸せな気持ちになるのかもしれませんね。
フラの踊り方は優雅な動きですが、意外と体力を必要とするんです。しなやかで柔軟な動きができるようにがんばっているうちに、運動不足も解消できるでしょう。
ただフラダンスを踊るだけでは飽きてしまってもの足りなくなってきたら、発表会に出るのを目標にするのもオススメです。
日本でもたくさんのフラダンス発表会が各地で行われています。皆でお揃いの華やかなフラダンスの衣装を着て踊ることも、一体感と充実感を得られるはずです。
日本でフラダンス人気が高まっているので、本場ハワイでも、日本人のための「フラ・ホオラウナ・アロハ」といわれているフェスティバルが開催されています。
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